声量減少手術ってどんな手術?(無声でなく声量を下げる方法)
対象は中型犬以上 小型犬は対象外

 ここではちょっとまじめに話したいと思います。喉の手術と聞くと
なんかかわいそうと思う方も多いと思います。確かに,過去には,
声帯に行く神経を切除したりして,まったく発声という機能を取る事が
多く行われていました。これは,大変危険な方法で,副作用も多く見られました
。その,マイナス面をなくすために,
声は出るが,音量をさげて
動物に対して,なるべくストレスの少ない方法と言うことで,アメリカなどで,始まりました。
当院でも、初めはこの関係の手術は,お断りしていましたが,しつけや
生活指導では解決できず,動物を叩いたり叱ったり,悲しいことに処分と
いう結果を見るに至って,この方法を恐る恐る実地して見ました。
意外と動物はほえることが出きるので,ストレスが少なく,苦情もなくなる
という結果が見られました。もちろん なるべく必要の無い無駄吠え
は,躾などでコントロールできる様に努力するべきですが,処分する前に
こう言う方法も考慮のひとつにあっても良いと最近は自信を持って
思えるようになりました。ただ小型犬は副作用が見られる事が稀に
発生する可能性があるので対応致しません。

最新手術を目指して レーザーメス機器.内視鏡を導入しました