猫の子宮蓄膿症について

猫の子宮蓄膿症は、発症は非常に少なく犬に比べると稀な病気です。動物病院によっては 見たことがないところも有ると思います。
先生によっては ネコは子宮蓄膿症は起こらないと信じている人もいるくらい珍しいのです。
ただ 子宮という組織がある以上 そこに感染が
起こり 化膿することは有るので 発見が遅れると
大変です。私も 今まで 400例くらい この病気の手術をしていますが、ネコに関しては 約十数例のみです。  原因は 何らかの原因で(風邪で胎児が死亡・交通事故で流産しなかった・ウイルスや細菌感染・不明)おきました。
飼い主の方は 妊娠していると勘違いするケースが多いようでした。小型犬では エコー検診がだいぶ浸透したのですが、ネコでは妊娠しても診察する方が少ないのが現状ですね。